MCAPが一般社団法人になって2年が経過した。MCAPは、各専門分野の経験豊富な人たちに集まって頂いて、福祉分野の現場で働いておられる方たちとどのように連携したら、高齢の方たちや障がいのある方たちによりよい支援ができるかを模索しながら活動をしてきた。福祉の現場は複数の力を合わせることが大切であるものの、現場の職員や支援をしておられる方の迷いや悩みはつきない。MCAPでは現場の方たちが孤立せず、元気に支援活動をして頂けるための活動をしてきた。講師活動、相談活動、市町村や施設のアドバイサーとしての活動もその一貫である。今年は特にアドバイサーとしての活動を拡大したい。

千葉三越デパートが閉店になる。残念でならない。MCAPは千葉三越デパートと千葉市社会福祉協議会の後援を受けて、三ヶ月に一回程度、法律相談、福祉相談、税務相談の相談会を開催してきた。とても評判が良く、徐々に定着をしてきていた。昨年の11月の相談会は最後になってしまったが、相談に来られた方たちからとても残念な声が聞かれた。いろいろな相談場所にいったが、これほど丁寧に話を聞いてもらえることはなかったと言って下さった。これらの声を無駄にしないで続けたい。運営会議の熱い議論の結果、何とか千葉市内で開催の目処がたった。期待して頂きたい。